- 作者: 須田稔
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2012/05/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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会社って疲れるよね 会社をうまく使えっていうけど なかなか難しい
会社と対峙する上で、そのインターフェースは、上司だ。 キミからみて、会社とは上司であり、上司は会社だ。 上司との関係がうまくイカなければ、キミの会社生活は暗いものなることは決定できた。
この本は、上司との付き合い方を深く検討した本である。
例えば、次のような箇所。p.226 「日報」「報告書」は絶対手を抜くな
特に「報告」を軽んじる部下は最も疎んじられる。
「何が起ころうとおれは知らん。勝手にやれ」と腹の中で上司は思っている。
それは口頭での報告に限ったことではない。「日報」や月に一度の「営業報告書」、「クレーム報告書」などの文書による報告の場合でも同様のことだ。
「報告書なんて、上司はちゃんと読んでいないですよ」
という声があちこちから聞こえてきそうな気がする。
そうではない。読むに値しない報告書だから読まないのだ。
うーむ、ミニオボエがある。
上司をできない、と思っている人もいないだろうか?上司ができないから自分が報われない、と思っていないだろうか? 本書ではもっとよいやり方があるという。
本書の魅力は、コンサルタントの経験や自分の会社員としての経験だ。ダメなパターンといいパターンが紹介される。 その中に思い当たる自分の悪い例がきっとあるはずだ。この本はアンチパターンとして使える。何度も読み返して、反省に使いたい本だ。
以下が、目次です。
目次 :
第1の秘訣 まず自分を知り、敵を知る/
第2の秘訣 「嫌い」はいい。「苦手」は克服せよ
第3の秘訣 上司に働きかける。上司をリードする
第4の秘訣 キミは上司の話をちゃんと聴けているか?
第5の秘訣 尊敬の前に、共感せよ
第6の秘訣 上司を「顧客」ととらえよ
第7の秘訣 上司だって、ほめられれば嬉しい
第8の秘訣 上司の「本音」と「建て前」を見分ける法
第9の秘訣 視点を変えるワーク
第10の秘訣 柔軟な「自己主張」術
このつきあい方は、上司だけでなく、同僚だけでなく、全ての人間関係に使える方法であり、心構えである。
- 作者: 須田稔
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